radio2021

コロナ感染症モデルAIDについて

※市民に分かりやすいコロナ感染症モデルの国際会議ICTSS2021での発表で受賞しました。小山高専の久保研究室HPもご覧ください。

※テレビ小山さんの小山ニュース50でも紹介していただきました。

(1)コミュニティFM お~ラジ(正確には波伸ばし記号を長音記号に替えてください,私のパソコンは愛情を感じると波線になる傾向があります)77.5 MHzにゲスト出演させていただきました。2021年12月21日(火)11時台の番組,その中で11:20頃から35分弱の出演の機会を得ました。夢のようでした。
12月23日に出演者名でHP公開の申請をして,同24日にHP掲載許可の知らせをいただきましたので,リンクを張ります。
久保参加部分の放送データ音声(局から提供されたファイルを局の許可する範囲でクロップして抜きました(※)。著作権がありますので,お取り扱いは常識の範囲でお願いします)有効期限は2022年3月21日までです。契約関係あるため,期限内に自主的に削除します。
写真は素敵なパーソナリティ三上さんを中心に弧を描いている?久保と,テレビ小山の谷口さん。お二人の助けがあって,初めて私は何とかなりました。その後,滑舌を良くするために,運転中は口を大きく早口言葉を唱える習慣ができました。憧れの放送局ですし,普通にあのクオリティを維持しておられるのは,さすがです。そのような中に包まれた時間は幸せでした。放送とは,自分と誰か,自分と何か,自分の考えと誰かの行動力をつないでくれる,発展的な役割のあるお仕事だと思っています。遠くの方も,インターネットで聴くことができますので,是非お聴きになって下さい。
放送局の体験は初めてでしたが,スタッフさん各位,特にパーソナリティさんが感動的といえるほどの上質なお仕事をなさっていました。

※ラジオ音声ファイルではリクエスト曲を著作権の関係で削除しました。リクエスト曲(太田裕美さんの「君と歩いた青春」)をお聞きになりたい方のため,次のリンクをご紹介します。君と歩いた青春(太田裕美)君と歩いた青春(太田裕美)ライブ版
太田裕美さんは良い楽曲がたくさんあります。あえてメガヒットを除いたとしても,
 遠い夏休み,水車,袋小路,都忘れ,水曜日の約束,青春のしおり,恋人たちの100の偽り,…
多くは失恋の唄で,独特の甘い声が魅力的ですが,よく聞いてみると歌唱力の高さがベースにあることが理解できます。
君と歩いた青春が好きな理由は,それまでのメガヒット路線から,伊勢正三さんの作る男と女の世界に切り替わったきっかけの楽曲だと考えるからです。プロの歌手として,過去を吹っ切って現在と未来に飛び込んだ,思い切りの良さを感じます。
君と歩いた青春は,歌詞を聞くと,未練がましい男心の唄です。女性は別れるとスイッチオフらしいんです(笑)。未練がましい男心を,女性の太田裕美さんが,見事に歌い切っています。これは歌手として高いレベルの仕事です。私はあっぱれだと思います。男性の場合,この楽曲がどこからか流れてくると,しみじみと聞き入ってしまうのではないでしょうか。はじめは太田さんの美しく甘い声に誘われて。次に男心が共鳴して,もしかするとご自身の青春を思いだすかもしれません。女性の場合は感想をうかがう機会がないのですが,女性歌手の方だと「ここまで歌い切るのは歌手冥利」とお考えになるのではないかと(勝手に)思っています。

(2)AIDモデルの論文を日本語意訳しました。今後,推敲とミスの修正作業に入りますが,一般の人に読んでもらいたいために,あえて論文形式のまま公開することにしました。
論文(日本語意訳,補追版)(現在の最新改定版はVer5J_Rev20です)今後訂正の可能性がありますので,最終版になるまでの引用,改変,再配布はご遠慮ください。

(3)2022年1月16日の感染状況 今日,Facebookで友達公開した内容を,下に貼り付けます。
(引用ここから)
感染者数(第6波)の傾向をAIDモデルの観点から見る:

 (研究者としての研究を逐次公開します。
  この手の内容がお嫌いな方は,読み飛ばしてください。)
・沖縄は,すでにAアタックを超えてIインクリースに変化しています。(全国的に見て,早い遷移傾向が見られますので,ほかの地域での参考になります。)
・東京,大阪はAアタックの真っただ中です。
・栃木はAアタックの真っただ中に見えますが,統計数が小さいため,判断は微妙です。
解釈:
・今後全国の動向は,沖縄の状況がそのまま遅延して相似の傾向で現れるでしょう(正確には,そのようになることが予想されるでしょう)。
・沖縄のIインクリースが,もし医療によって無理に抑えられたものだとすると,医療崩壊とともに再度Aアタックに転じるでしょう。ただ,今回のオミクロン株では軽症例が多いと聞きますので,医療が無理に抑えているとも思われない。しかし確実に医療が機能しているとすると,第5波よりもIインクリースが長くなることは予想される。
・沖縄の類推で考えると,全国の感染者数傾向は,1週間程度でAアタックからIインクリースに転じるものと推測される。
・余計なこと(例えばオリンピックイベント)を行わなければ,Iインクリースののち,一定日数経過してDディケイに入り,ピークアウトするでしょう。
・全国的に指数関数的感染(感染拡大)が起きているので,集団免疫が機能していないことは明白です。基本再生産数R0=2.5とすると,60 %の人が免疫を持っていないことが,明白になりました。この状況で,3回目ワクチンを6か月後などと言っている政府の読みは,失策だったことがわかります。岸田政権はワクチンを十分に用意できていなかった。ノーマークだったということです。
・市民は,今はギュッと耐えることが重要です。スーパーでそっちこっちベロベロなめているお子さんを見かけたら,注意してあげましょう。感染した方は悪者ではなく被害者ですから,優しくしてあげましょう。医療従事者は頑張っていますので,余計なケンカをして救急車を呼ぶようなことは避けましょう。
※この記事は,久保の提案するエンジニアリングモデルAIDによる分析です。ベースは工学アナロジーにあります。医療の細かい知識を全く使っていません。市民が入手できるデータのみから,簡単な推論で予想できるモデルによる推論です。検証途中のため,この記事の活用は,自己責任でお願いします。ただ,久保は大まじめに,この記事を書いています。
※免責:工学アナロジーから外れる現象が生じると,記事の内容は変わってきます。余計なこと(例えば外国軍による,さらなるコロナ株の日本でのまき散らし,国交のない国からミサイルでのコロナ感染のばらまき,国際的活動例えばオリンピック,国内的活動例えば節操のない選挙活動,ほか)があれば,予想は違ったものになります。
※デマと政府にだまされないでください。重症者数が少ない変異株のため,医療従事者への感染が悪影響します。第5波の時より,医療は限界が低くなっていることに注意してください。
※このページで参照できる部分は省略(引用ここまで)